身ばれするかも

就職活動をしていて、思ったこと。

 

うちの大学では、地元企業からの申し込みもあるけれども、だいたい大学所在地域の企業ではなく、都市部に拠点を置く企業に就職している。地域に残るのは、せいぜい公務員くらいじゃないかと思う。

 

都市部まで行くと、「よくそこから来たね」と驚かれる。別に同じ都道府県内なのに。あまりこっちには(就職先が)ないので、と言うと、不思議がられる。私も不思議に思います。

一応四年制大学と短大が複数存在している、それなりに名の知れた地方都市です。サービス業とかもしていて、それなりに企業もあります。でもやはり民間でこの街に就職するんだー、という話は聞いたことがない。支店勤めとしてくることはあれども、永住する若い人って少ないんじゃないかな、と思うと、ゆっくりとこの街が死に体へと向かっているんじゃないかとすら考えてみたり。死に体は言いすぎかな。

最近は都市開発で、駅前に大きなマンションが建つらしい。他にもいろいろ再開発がらみで、出来るらしい。でも、その住む人たちの生活費はどこから来るんだろう。それとも来年くらいから、徐々に街の企業への就業者が増えていくのかな。

魅力ある都市だかなんだかにランクインはしているけれども、じゃあどうして大学生で、ここにずっと住もうと思ってるんだ、と言う人はいないのかな。私の周りにいないだけかな。

この地方都市に限った話じゃないとしたら、他の地方都市はもっと悲惨なんじゃないか、と思い、地方の未来に不安を覚えてしまう今日この頃でした。